所作美塾を開催いたしました🌸
このたびのテーマは「食事の作法」。
大切な方と、大切なひとときを過ごすお食事の席。
皆様は、そのさいに最も大切なことは何だと思われますか。
食事の作法と聞くと、とかく箸づかいやカトラリーの扱い方に意識が向きがちです。
もちろん、それらも大切なことです。
しかし、まず心がけたいのは「身だしなみ」を整えることではないでしょうか。
食事は、お店に到着してから始まるのではありません。
服装を選び、身だしなみを整えるところから、すでに始まっています。
服装はどうか。
お化粧はどうか。
香水は強すぎないか。
アクセサリーは場にふさわしいか。
履き物は整っているか。
自分自身を整えることは、自分のためだけではありません。
ご一緒するお相手への敬意であり、お迎えくださるお店への配慮でもあります。
服装や清潔感のある身だしなみには、お相手や場を大切に思う感謝のこころが表れるのです。
ご受講者様のお言葉も印象的でした。
「レストランの空気を壊したくないので、その場にあった服装を選び、少しおしゃれをして伺うようにしています」
そのお話を伺いながら、おもてなしをする側ともてなしを受ける側、その双方のこころが重なり合って、心地よい空間が生まれるのだと、あらためて感じさせていただきました。
食事の作法とは、単なる技術ではなく、お相手や場への敬意を形にすること。
その大切さを、皆様と共に学ぶひとときとなりました。

コース料理の最後にいただいた最中。
おもてなしのこころを感じる一皿でございました。