和の作法を学ぶ講座 ー 最後のお辞儀に感じたこと

大妻女子大学様にて「和の作法を学ぶ講座」の第1回を担当させていただきました。

50名の学生の皆様にご参加いただき、

・和のこころ

・日本の美意識

・魅力を高めるふるまい

についてご一緒に考え、学びを深めました。

90分という限られた時間ではございましたが、皆様が最後まで集中して取り組んでくださり、私にとりましても大変充実した学びの時間となりました。

講座の中で特に印象に残っている場面がございます。

魅力を高める「ふるまい」についてお見本をお見せするさい、

「お手伝いくださる方はいらっしゃいますか」

とお尋ねしましたところ、おひとりの学生さんが手をあげてくださいました。

50名の皆様がいらっしゃる中で、前に出ることは決して簡単なことではございません。

その勇気と温かいご協力に、私はとても感動いたしました。

また、講座の終盤、

「あなたにとって和のこころ、美意識とは何ですか」

という問いについて発表をお願いしたさいには、お二人の学生さんがご自身の考えを堂々とお話しくださいました。

和のこころや美意識をしっかりと感じ取ってくださったことが伝わってまいりました。

講座に積極的にご参加くださるそのお気持ちがとても嬉しく、こころから感謝いたしました。

そして何より、私のこころに深く残りましたのは、講座の最後のお辞儀です。

講座の冒頭でもお辞儀をいたしましたが、最後のお辞儀はどこか違って見えました。

皆様がご挨拶くださったお姿は、とても美しく感じられました。

かたちだけではなく、「こころ」を感じるお辞儀だったからなのかもしれません。

ぜひこころを通わせることのできる、美しいお辞儀をこれからも実践していただきたいと願っております。

今回の講座が、学生の皆様にとって日本人が大切にしてきた美意識や思いやりのこころに触れる機会となっておりましたら、これほど嬉しいことはございません。

このような貴重な機会をお与えくださり、いつも温かく見守ってくださる先生方、そして熱心にご参加くださった学生の皆様に、こころより感謝申しあげます。

来月も皆様とお目もじ叶いますことを、今からとても楽しみにしております。

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