個人向け講座開講に向けての想い

「ちゃんとしなければ」と思えば思うほど、どこかぎこちなく、自分に自信が持てない——
そんな日々が、かつての私にもありました。

マナーを知らないことで誤解を招いたり、後悔した経験の数々。
その悔しさと居心地の悪さがきっかけで、私はマナーを本格的に学び始めました。

学びを深めるうちに、マナーとは「こうすべき」ではなく、“相手を大切に思う心を、所作や言葉にのせること”なのだと気づきました。

そこから、私自身のふるまいが変わり、人間関係が柔らかくほどけていくように変わっていきました。

結果として、自分自身も大切にされるようになり、毎日を穏やかに、そして幸せに過ごせるようになりました。

この経験を通して私は、「マナーは、幸せの源である」と確信するようになりました。
現在は、そんな思いをかたちにするべく、「所作美塾」の開講準備を進めています。

“思いやりを自然にふるまいとして表す”ことをテーマに、あたたかく、上質な学びの場をつくってまいります。

この塾に来てくださる方々が、「どう見られるか」ではなく「どう在りたいか」を大切に、
より自然体で優しく、美しくふるまえるようになることを願って。

マナーは、誰かに評価されるためのものではありません。

人を大切にすることで、結果として自分も大切にされる——

そんな循環を生む“美しい心の習慣”です。

「所作美塾」を通じて、やさしさがめぐる世界を、そっと広げていけたらと思っています。

所作美塾 主宰 小林 恵美子

所作美塾とは

所作美塾
─ 美しいふるまいが、心を磨き、人を輝かせる

品格とは、生まれ持ったものではなく、日々のふるまいの中で育まれていくもの。
所作美塾は、「やさしさ」「あたたかさ」「思いやり」を軸に、心ある美しい所作を学び、自然に品格がにじみ出る大人を目指す学びの場です。

日々の行動やふるまいを通じて、人と人とのつながりを大切にし、相手を思いやる心を育むことが、私たちの社会にとって最も大切なことだと信じています。

この講座では、日常の中でこそ光る立ち居振る舞いや言葉遣い、おもてなしの心を、実践を交えて丁寧にお伝えいたします。
「どう見られるか」ではなく、「どう在るか」に軸足を置き、自分らしく、堂々と、そしてやさしさを持って人と接する自信が育まれ、生活全体に調和と品格をもたらします。

ご自身の内側に宿るやわらかな美しさをふるまいを通して“かたち”にする時間を、ぜひご一緒に過ごしてまいりましょう。