所作美塾を開催いたしました🌸
今回は「茶菓応対」の第3回目のテーマとして、<もてなし>について考えるひとときとなりました。
お茶、コーヒー、紅茶の適切な温度。
最初の一杯、次の一杯、そして最後の一杯。
同じ一杯であったとしても、その場の空気やお相手のご様子によって、求められるものは変わってまいります。
豊臣秀吉公と石田三成公の「三献茶」の逸話は有名ですが、冷たいものがよいのか、あたたかいものがよいのか、今、お相手の方は何をご所望でいらっしゃるのかを想像することは、とても大切なことです。
もてなしをする側は、お相手のお気持ちに想いを馳せながらこころを尽くします。
しかし、その立場になってみなければ実感できないこともございます。
だからこそ、もてなす側は、もてなされる経験を持つことも大切なのではないか。
実際にもてなされることで、「何をしていただけると嬉しいのか」が深く理解できるのではないか。
そのようなお話へと広がってまいりました。
さらに、辛い経験があるからこそ、人に優しくできること。
嬉しい経験があるからこそ、人にあたたかく接することができること。
人生に起こるすべての経験が人に深みを与える。
そのような、人生との向き合い方にまで話が及び、大変有意義な学びの時間となりました。
京都での研修終了後、点ててくださった一杯がこころに沁み渡った日のことを、あらためて感謝の想いと共に思い起こしました。
日々の暮らしの中で、実体験を丁寧に重ねていくことの美しさを、あらためて感じるひとときでございました。
所作美塾のひとときが、こころをやわらくし、よきご縁につながりますようにと願っております。

所作美塾についての詳細は、ホームページ内「個人様向け講座」ページをご覧くださいませ。