研修でお伝えして驚かれることの1つは、
「スーツのポケットには何も入れない」
ということです。
なぜスーツのポケットに何も入れてはいけないのでしょうか?
一番の大きな理由は、「型崩れ」して、美しく着こなせないからです。
「生地を傷める」ことにもなります。
購入したばかりのスーツのポケットには糸が縫い付けてあります。
その糸は、あえて外さずに、そのままにしておきましょう。
美しい状態でスーツを着続けることができます。
そもそも何も入れないわけですから、糸を外す必要がありません。
誤解のないように、以下のようにポケットの種類に応じた役割を記しておきます。
- 外ポケット 何も入れない!
- スラックスのポケット 何も入れない!
- 胸ポケット ポケットチーフ
- 内ポケット 用途に応じて使用するが、最小限に収める
ところで、日常生活にもビジネスにも欠かせない携帯電話は、どこにしまっていますか?
スーツのポケットに入れてしまうと、どうしても重さで左右のバランスが崩れてだらしなくなるばかりか、重い分、生地の傷みが大きくなり、せっかくのスーツが長持ちしません。
カバンにしまう、スマホケースを活用するのも1つの手です。
ぜひ、色々と試してみてください。
ほんの少し意識を向けるだけで、あなたの好感度と信頼度が高まります!
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子