所作美塾を開催いたしました🌸
今月のテーマは「贈り物」。
今回は、贈り物をお持ちするさいのこころ遣いについて、学びを深めました。
かけ紙やのし紙と呼ばれるものを、なぜお品物につけるようになったのか。
また、風呂敷に包んだり、紙袋に入れてお持ちすることには、どのような意味があるのか。
そして、お相手にお渡しするさいには、どのようなこころ遣いが大切なのか。
それらを確認しながら、その背景にある日本人の思いやりについて考えてまいりました。
品物を選ぶとき、包むとき、お持ちするとき、お渡しするとき。
そのひとつ一つに、お相手への敬意や思いやりが表れます。
作法を学ぶことで、これまで何気なく行なっていたことにも意味があると気づき、日々のふるまいがより丁寧になっていくように感じます。
受講者様から、
「贈り物ひとつとっても、それぞれに深い意味があることがわかり、勉強になりました。
普段は、パパパッとしていましたが、これからは相手の方のことに想いを馳せて、丁寧に行なっていきたいです。
表面上だけでなく、内面もきちんとしたいという思いが高まっています。」
とのご感想をいただき、とてもこころに響きました。
私も以前は、贈り物をきちんと整えることに意識が向いていましたが、学びを重ねるほど、「どんな気持ちで整えるか」が大切なのだと感じるようになりました。
形を整えることから、こころを整えることへ
そのような学びにつながりましたことを、私自身も大変嬉しく感じております。

写真の風呂敷は、和歌山のお気に入りの和のセレクトショップで、数十年前に母が選び、私に贈ってくれたものです。
そして、右の帛紗は、菱号名をいただいた記念に、礼法のお仲間と銀座三越でお揃いで求めたもの。
どちらも長い年月を経た今も、折に触れて手に取る大切なものです。
そこには、贈ってくれた人の思いや、その時々のご縁まで残るように感じます。
今回も受講者様とともに、贈り物に込められた日本のこころについて学びを深められましたことに、こころより感謝申しあげます。
所作美塾についての詳細は、ホームページ内「個人様向け講座」ページをご覧くださいませ。
