厳しいようですが、
あなたが笑顔のつもりでも
相手から見て笑顔に見えなければ、
それは笑顔ではありません。
私は小学生のとき、
「恵美子ちゃん、怒ってるの?」
と、クラスメイトに言われました。
ただ普通の顔をしていただけなのに…と
衝撃を受けたことを
今も鮮明に覚えています。
自分の顔を見ているのはいつも相手。
評価をするのは相手。
ましてや、
お客様との接客シーンで
真顔は絶対にNGです。
笑顔のポイントについて
確認しておきましょう。
①ウォーミングアップ
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- 顔全体を親指と人差し指で揉みほぐしましょう。
- 耳を親指と人差し指で上→下→横→前に引っ張りましょう。
- 目をつぶり、ゆっくり戻します。目を大きく見開き、ゆっくり戻します。
②割り箸エクササイズ
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- 上の歯4本と下の歯4本で割り箸を噛み、「イ」の口をします。
- 割り箸よりも口角を上げ、上の歯10本見せましょう。
③ウイ体操
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- 「ウ」の口をして思い切り唇をすぼめしょう。
- 「イ」の口をして口角を上に引き上げましょう。
- それぞれ3秒間ずつ繰り返し行いましょう。
笑顔エクササイズで、今以上に、笑顔に自信が持てます!
鏡を見ながら笑顔になって、
一番素敵な笑顔の表情を見つけたら、
表情筋に形状記憶させましょう!
仏教の教えに「和顔愛語(わげん/わがんあいご)」があります。
「和顔」はおだやかな顔、「愛語」は思いやりの言葉という意味です。
今も昔も、人との関わりの中で
大切にすべき姿勢は共通しているのですね。
自分の機嫌が良いときも
辛くて大変で挫けそうなときも
感情コントロールをして笑顔でいられる
たくましい心を育んでいきたいものです。
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子