好感の持てるあなたの一番よい声は
どのような声だと思われますか。
まずは、真顔で「おはようございます」と言ってみてください。
次に、笑顔で「おはようございます」と言ってみましょう。
いかがでしょう?
笑顔で言うと、声がワントーン上がりましたね!
実は、あなたが持っている声で、好感の持てる一番よい声と言うのは、笑顔の声「笑声(えごえ)」だと言われています。
2019年、河合純一さんのお話をお聞かせいただく機会がございました。
河合純一さんは競泳の視覚障害クラスで金メダル5個を含む21個のメダルを獲得された元競泳選手。
日本ではじめてパラリンピック殿堂入りを果たされました。
現在は日本パラリンピアンズ協会の会長をはじめ、各方面でご活躍の、人に夢と希望を与えてくださる競泳界のレジェンドです。
河合さんがこのようなことをおっしゃいました。
「各地の大会のスタッフの方に笑顔で接していただくのが一番嬉しいです」
「相手のことが見えていなくても、相手の表情は声でわかりますから」
私の中に感動と衝撃が走りました。
表情は見えなくても、声に乗って全てが伝わることを痛感いたしました。
しかも、そのスタッフの方々は、心からの優しい言葉がけをされたからこそ、河合さんの心を動かしたのだと感じました。
どんなに美辞麗句を並べても、そこに心が伴わなければ意味をなさない。
メッキは必ず剥げる。
だからこそ、見えないところにこそ意識を高めなければならないと感じました。
とはいえ、まずは形から入っても全く問題ありません。
形に心が追いついてきます。
ぜひ今日から笑声で、あなたの魅力を最大限発揮してください。
あなたの笑声で、周りの方々を幸せにして差し上げてください。
笑顔で幸せのスパイラルを起こして行きましょう!
人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ。
心理学者 ウィリアム・ジェームス
We don’t laugh because we’re happy
-we’re happy because we laugh.
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子