ご挨拶
いきいきと変化、成長して行かれる受講者の様子に無上の喜びを感じながら、これまでの10年間、人々を笑顔に、地域を元気に、日本、世界を平和にすることを目指し、マナーの普及、啓発に向けて約12,000人を超える方々の挑戦を応援してまいりました。
マナーは常にこうあるべきといった明確な答えがあるわけではありません。
臨機応変にその時と場にふさわしい行動を取れることが大切です。
例えば、来客用のコーヒーカップを割ってしまった部下に、あなたならどのような言葉をかけますか?
当時、秘書をしていた私に、先輩はこのような言葉をかけてくださいました。
「形あるものは壊れるものだから、心配しないで」
萎縮した心がみるみる元気になったのは言うまでもありません。
この方のためにもっとスキルを磨こう、もっと成長しようと俄然やる気が出ました。
マナーとは、相手を敬う心、相手を大切に思う心です。
たった一言で相手を生かすこともできるし、逆もまた然り。
ほんの一瞬の出来事でしたが、感謝とともに、20年以上経った今も鮮明に脳裏に焼き付いております。
私たちの生活にもビジネスにも欠かせない人工知能(AI)の高いパフォーマンスと共存しながら、あたたかさや安らぎの感じられる、人にしかできないマナーの力を存分に発揮することが重要ではないでしょうか。
一線を画す研修で、一生ものの財産を手に入れてください!
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子