今年も鯉のぼりが大空を舞う季節となりました。
早いもので2023年もいよいよ5月、皐月です。
ゴールデンウィークには、憲法記念日、みどりの日、こどもの日と、3つの祝日があります。
5月5日はこどもの日。
こどもの日は、何をされますか?
そもそも5月5日がこどもの日となったのは、「五節供」の1つである「端午の節供」から来ています。
「五節供」とは、古くから続く季節の変わり目の行事の中でも特に重要なものとして、江戸時代に定められました。
1月7日 人日(じんじつ)
3月3日 上巳(じょうし)
5月5日 端午(たんご)
7月7日 七夕(しちせき)
9月9日 重陽(ちょうよう)
無病息災を願い厄払いをしたり、五穀豊穣を願うのが節供の行事でしたが、現在ではお祝いの意味合いが強いですね。
古来から大切にされて来た日本の年中行事。
年に五回はどんなに忙しくても一旦手を止めて、季節の花々を飾り、行事食を楽しむことを大切にしたいですね。
ちなみに、「国民の祝日に関する法律」の第2条にはこのように明記されています。
憲法記念日 五月三日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
こどもの日は「こどものお祝い」だけでなく、何と、「母に感謝」する日でもあるのですね。
改めて、感謝の気持ちを忘れず、人に喜ばれる生き方をしていきたいと願う、5月の始まりです。
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子