「おはようございます!」
ピーンと冷たい風を心地よく頬に受けながら、登校する児童と笑顔で挨拶を交わす。
横断歩道に立ち黄色い旗を持つ。束の間の子供たちとの出会い。
地域の旗持ち当番の日は不思議と一日元気に過ごすことができます。
きっと「挨拶」と「笑顔」には底知れぬパワーが潜んでいるからでしょう。
しかし、挨拶してもうつむいて目を合わさない子供もいます。
ただ単に挨拶に対する苦手意識の方が強いのかもしれないし、他に理由があるのかも知れません。
私自身、子育てを通して、礼儀礼節を伝えることの大切さと大変さを痛感しています。
どんなにライフスタイルが多様化しても、人生を始める家族というコミュニティは社会の縮図。
人間関係の原点は「家庭」にあるからこそ、家庭では忍耐強く伝え続け、根気強く背中を見せ続けることが大切なのだと自戒する日々です。
挨拶は心と心を結ぶ糸。
挨拶は印象レベルを超えて一つの礼儀を図る物差しになります。
そこで、ぜひ実践して行きたいのが、「笑顔の先手挨拶」です。
- 自ら率先して挨拶
- 誰に対しても笑顔で挨拶
相手が年下や部下だと挨拶しない人もいますが、人によって態度を変えるのはもっての外。
誰に対しても挨拶ができる人は、年齢の垣根を超えて誰からも愛され尊敬される人です。
「笑顔の先手挨拶」はあなたを想像以上の場所へと連れて行ってくれることでしょう。
双方向のコミュニケーションに必須の挨拶。
横断歩道で出会う子供たちの成長を温かく見守りながら、みんなが笑顔で挨拶を交わせるような社会の実現に向けて貢献して行きたいと願う今日この頃です。
Emiko Manners Academy
代表 小林 恵美子